プランニングポーカーをやってみた。
先日チームでプランニングポーカーをやってみた。やってみると学びがあって面白かったのでメモ。「アジャイルな見積もりと計画づくり」を読んだのがきっかけ。
- 関連: アジャイルな見積りと計画づくり
やり方
- 既に完了した見積もりの基準となるタスクを用意する。このタスクとの相対比較で見積もりを行う。
- 見積もりの対象となるチケットを事前に用意する。そのチケットではどのようなTODOがあるかを書き出す。
- プランニングポーカーでポイントをつける。
miroでプランニングポーカーができる。
以下やってみたうえで感じたメリット。
タスクの解像度が上がる。
1タスクでどういったTODOがあるのかを事前にメンバーとコミュニケーションが取れる。自分自身はもちろん、他メンバーもそのタスクに対する解像度があがる。結果的にはレビュー時にかかる認知負荷も下げられると思っている。
他メンバーの視点を取り入れられる。
プランニングポーカーで意外と他のメンバーと意見が割れるのが面白かった。なぜそのポイントをつけたのか、について話していくと、自分が見えていない視点を取り入れられるので、かなり有意義な時間になる。
今までより自信を持ってコミュニケーションが取れる。
他チームとの調整などで「いつ頃実装が完了するか」の話になることが度々ある。今までは「自分はこれくらいに終わると思っている」ベースでしか話せなかったが、見積もりを事前にやっているとより自信を持ってコミュニケーションが取れるようになった。
さいごに
本にも書いていた気がするが、ライトにやるのが大事な気がしている。例えば、意見が割れた時にも最終的なポイントを決めるのに時間をかけすぎないとか。見積もりそのものが価値を生むわけではないので、1回あたりに時間をかけすぎないことが大事だと思う。