できるだけ苦しまずに RubyMine に入門する。

仕事で Ruby を書きはじめて 1 年以上 VSCode を使ってたのですが、定義元まで辿ってコードを確かめたいことが増えてきたので、RubyMine に今更入門しました。

ショートカットを覚えるのが面倒なので、ツールを沢山使うのは好きじゃないタイプです..。今回はそんな自分ができるだけ苦しまず RubyMine に入門した方法を書きます。

前提としてやっておいたほうがいいこと

何か開発系ツールを導入する際には、先輩や同僚あるいはオンラインの動画などで「そのツールでどういうことができるか」を先に把握しておくと、自分でやるときも調べやすいです。

例えば、「RubyMine で Git のコミットメッセージを行ごとに表示できる」と知っていたので rubymine view commit message みたいな感じで検索できました。

対応方針

  • 最低限やりたいことを先に列挙しておいて、覚えることを増やさない
  • 慣れている VSCode のキーバインドと RubyMine のキーバインドをあわせる
  • それでいて RubyMine の便利機能はしっかり使う

VSCode でできることを RubyMine でもやる

Preferences → Keymap → 検索などを繰り返しながら、設定しました。ctrl + dcmd + ↓ などが効かないのは驚きでした。Keymap の検索で探してもなかなか見つからないものを Google で検索して対応しました。

  • 設定ウィンドウをショートカットで呼び出せる(cmd + ,)
  • データベースへ接続して中身の確認できる
  • ターミナルを開く、閉じるをショートカットで呼び出せる(cmd + j で VSCode に合わせた)
  • サイドメニューを開くがショートカットで呼び出せる
  • ファイル検索をショートカットからできる(cmd + p で VSCode に合わせた)
  • ctrl + d で前方消去する
  • ctrl + k で前方の行を消去する
  • cmd + ↓ でファイル末尾移動ができる
  • cmd + d でマルチカーソルにできる
  • コミットを実行できる(cmd + k)
  • push を実行できる(cmd + shift + k)

便利機能を使う

この辺りの便利機能の使い方は直感的に分かるもの以外は、検索して使い方を調べました。

  • action → view への移動ができる(一応できたけど、ショートカット検討)
  • 実装の定義元へ移動するショートカットが使えている(cmd + クリック)
  • commit 履歴を見れるようになっている (cmd + shift + b)
  • commit メッセージも辿れるようになっている
  • 最近開いたファイルを開ける(cmd + e)
  • ターミナルタブの切替: (shift + cmd + [)

参考